バイブルサイズのシステム手帳はファイロファックスのマルデンを使っていたんですが、リング内径が23mmと大きめで持ち歩くにはちょっと重かったんです。
ノックスブレインのカロスとかルフトも考えたのですが、そういえばトラベラーズノート持ってる!!
しかも持て余してる!ということで、システム手帳化しようと思いつきました。
この年の特定疾患の医療証がA4の3つ折りサイズで、トラベラーズノートにピッタリだったので、今回は本体のカットはせずに真ん中あたりにバインダー金具を付けました。
お好みで、本体をリフィルサイズに合わせてカットしてから付けてもいいかもしれません。
トラベラーズノートをシステム手帳化する方法を解説していきますね。
トラベラーズノートをシステム手帳化するために必要なもの
トラベラーズノート本体

これから買うなら、トラベラーズノートはレギュラーサイズですよ。
ミニ6サイズ派ならパスポートサイズでちょうど良さそうです。
色は黒・茶・キャメル・ブルーの4色。
ちょこちょこ限定品が出ています。(わたしのはブルーエディション)
今回はレギュラーサイズにバイブルサイズの金具を付けます。
バインダー金具とカシメ
今回はバイブルサイズのリング径15mmのものを使用しました。
購入先はパーツラボさんです。
カシメとか少なめの量で販売してくださっています。
リングが15mm以下なら、市販のバイブルサイズのリフィルがピッタリ入りました。
※フランクリンプランナーのリフィルを使うならはみ出しそうです。
A5スリムのシステム手帳にしたい場合は、A5サイズのシステム手帳のバインダーを買いましょう( ´ ▽ ` )
後の手順は一緒です!
わたしはネジ式だと、使っているうちに緩むのが嫌なのでカシメを選びました。
購入したカシメはこんな感じのものです。
トラベラーズノート本体の革とジッパーファイルですが、カシメは13mmの長さのものがぴったりでした!
他に革を挟んだりするなら16mmでも良さそうです。
足長カシメを2セット使います。
カシメも、いざとなったら外すのはカンタンです。 目打ちを使ってカシメの真ん中に穴を開ければ外れます。 ネジ式でも打ち付けるタイプでもお好みでどうぞ( ´∀`)
必要な道具と代用品

- 穴あけパンチ
- カシメ打ち棒(カシメの頭のサイズにあったものを用意しましょう)
- カシメ打ち台(オールマイティープレート)
- 木槌(道具を増やすのが嫌だったので、金槌使いましたw)
セットでも売ってるみたいですが、どうしても余分なものも付いているんですよね〜
かっこいいけど・・・レザークラフトするならいいかも。
穴あけパンチはくるくるするタイプを使うなら、ゴム板あったほうがいいです。
(いらない雑誌とかでもいいけど) ホームセンターなどで探してみてくださいね。
カシメタイプなら、カナヅチか木槌を準備しましょう^^
トラベラーズノートをシステム手帳化する手順
システム手帳化自体はめっちゃ簡単です。
写真を撮りながらの作業でも30分かからないくらいで出来上がりました。
トラベラーズノートから外しておくもの
- ペンホルダー
- リフィル
- リフィルを挟むためのゴムと栞

どれも簡単に外れます。
今回はゴムと栞はハサミでぶった切りました。
トラベラーズノート リペアキットを使えば元に戻すことはできるし、どうせ使わないのでいいかな〜と。
とめてある金具を開いて外せば、リペアキットいらずです。
穴を開けよう

リングのあたりが出にくいようにするのと実用的な意味でジッパーケースも一緒にバインダー金具に固定しました。(あたり:金具の跡)
本体の上にジッパーケース、バインダー金具の順に重ねます。
これです。
バインダーの金具の穴に合わせて印をつける
カシメるための穴があいているので、ジッパーケースに重ねて位置を決めます。
印はその辺にあった油性ペンで。
どうせ穴を開けたらなくなるので、なんでもいいです。
ジッパーケースに穴を開けてから、本体を合わせて印を付けました。
穴を開ける
回転式の穴あけパンチで穴を開けました。
- ジッパーケースに穴を開ける
- トラベラーズノート本体に穴を開ける
同じ作業をそれぞれ行いました。
開けた穴のサイズは2.5mmでピッタリでした。
大きすぎなければ大丈夫です!
カシメの足の部分の直径に合わせて小さめに開けてみて、差し込んでみるのがいいですよ。
バインダー金具を付ける
同じ作業をバインダー金具の上下で2回繰り返します。
- トラベラーズノート(外側から)
- ジッパーケース
- バインダー金具
の順番に差し込みます。
バインダー側(内側)から、カシメの足のない方のパーツをのせて指で軽く固定します。
この固定するのがポイント!なるべくまっすぐ付けたいので指で押せるところまで押しましょう!!
しっかりカシメて固定する
打ち台(オールマイティープレート)の凹みのサイズが合うところに、カバー外側のカシメをのせます。
打ち棒の凹みをバインダー側のカシメにのせて、打ち棒を木槌で叩きます。
わたしは金槌でやっちゃってるので、打ち棒が結構欠けてますね。
少しずつ様子を見ながら叩いていきましょう。
結構響くので、コンクリートの上で雑誌などを敷いてから作業するのをオススメします。
写真はテーブルの上で撮影していますが、実際は地面でやったほうがいいです!
完成です!
グラグラしなければ大丈夫です!
お疲れ様でした〜!!
リフィルを入れるとこんな感じです。
180度パタンと開くので、使いやすいですね!
ジッパーケースも普通に使えます( ´ ▽ ` )
おつかれさまでした!

実際に作ってくださいました
ちなみに、もしトラベラーズノートとして使いたくなった時はカシメの真ん中部分にピックをあてて金槌で叩けば、カシメを壊して外すことができます
2 件のコメント
はじめまして
毎年手帳が定まらずあな吉講座にも行ってましたが今はトラベラーズを使ってます。
でもシステム手帳も捨てがたく、子供のプリントをはさむのにトラベラーズの大きさは必須、と考えていましたが、トラベラーズノートのシステム手帳化!それはすごいいアイデア、不器用な自分に出来るかは?ですがやってみたいと思いました。
その後使い勝手は如何でしょうか?
使い方なども興味があります。
万年筆のコンバーター分解できるのも初めて知りました。インクの入れ方参考にさせていただきます!
ありがとうございました!
akkoさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
トラベラーズノートのシステム手帳化、難しくないですよ( ´∀`)
あな吉手帳をお使いだったのなら、金具をA5サイズにしてあげれば今までお使いのものが使えて便利だと思います。
使い勝手ですが、今は通常のシステム手帳(リングの大きなもの)をメインに、こちらは資料用になっております。
万年筆のコンバーターは、分解できないものもありますが、お手持ちのものが分解できそうでしたらたまに分解して洗ってあげると気持ちよく使えると思います。
また手帳の中身や使い方についても記事を書いていきますね