該当の方にAmazonアソシエイトからメールが届いているようですが、AmazonのPA-APIの仕様が2019年1月23日から変更になるようです。
Product Advertising API (以下PA-API)ではこれまで全てのお客様に初期状態にて1秒間に1リクエストのサービス提供をしてまいりました。 (中略) また、PA-APIより取得した商品リンク経由の発送済み商品売上が過去30日以内に発生していない場合、PA-APIをご利用いただけなくなる恐れがございます。 なお Amazon Link Builder(WordPressプラグイン)のご利用には影響はございません。
詳しい説明は、アソシエイト・セントラル – ヘルプにある通りなのですが、Amazon公式のプラグイン以外でのPA-APIを使った商品情報の取得に制限がかかるということのようですね。
PA-APIって?
そもそも、自分がその機能を使っているかどうかがわからない方も多いのではないでしょうか。
Product Advertising API は、Amazon の商品情報を API を通してご提供するサービスです。 Webやアプリ開発者の皆さまが、ご自分の Web サイトやアプリに組み込むことで Amazon の商品をより動的に紹介することを可能にします。 アソシエイト・セントラル – Product Advertising API
つまり、Amazonの商品情報を動的に取得するツールを使っている場合に関係すると認識して良さそうですね。
使っているか確認する方法
Rinkerをお使いの場合は基本的にPA-APIを使っています。
Rinkerすごい!取り扱いがなくなった商品をお知らせしてくれるですと!? 神プラグイン・・・( ´∀`) pic.twitter.com/V3ojvCvYUI — ゆこ (@yucorinPlans) 2018年9月11日
APIキーとシークレットキーの部分がPA-APIの設定の部分になります。
- RinkerはPA-APIを使って24時間ごとに商品の情報を取得している
- APIから返ってきたURLを経由して収益があがると、それがPA-API経由の収益としてカウントされる

Amazonアソシエイトのページで認証キーの状態を確認することができます。
PA-APIでの収益を確認
Rinkerをお使いの場合は、PA-APIで収益が出ているかどうかを確認しましょう。
アソシエイト・セントラル – レポート
- Amazonアソシエイトのレポート画面から、期間を30日間などに変更
- グラフの下にある「リンクタイプレポート」をクリック
- PA-APIというところに金額が表示されているかを確認

検索画面へのリンクはAPIから返ってきたURLではないため、PA-API経由の収益にはなりません。
RinkerでPA-API経由の収益になるための設定

ワードプレスのダッシュボードの設定<Rinker設定から、Amazonのリンクのところを商品詳細画面へのリンクにチェックを入れましょう。
Rinker開発者のやよいさんが情報を確認したり、Amazonに問い合わせをしたりしてくださっているので最新情報をチェックしておきましょう。
2019年1月14日の更新で以下の機能が追加されました。
- [商品データを再取得しない]設定
- アフィリエイトIDをいれない場合ボタン自体を表示しない
回数制限に気をつけて使いましょう( ・∇・)
PA-APIの停止について
- AmazonAPIはPA-API経由で売上がないと停止の可能性
- 検索画面へのリンクはPA-API経由の売上にならない
- 本家のリンクツールなどで作ったリンクはPA-API経由ではない
- 他ASP経由のリンクはPA-API経由ではない
- アソシエイトのアカウントとは関係ない
PA-APIが使えなくなってしまったら
Rinkerの一部の機能が使えなくなります。
- Amazonから検索機能
- 価格表示
- リンク切れチェック
すでに生成したリンク自体はそのまま使用可能で、楽天から検索してAmazonへのアフィリエイトリンクを生成することは可能だそうです。
PA-APIが使えなくなっても、アソシエイトアカウントが使えなくなるわけではありません。
- 商品紹介ブログパーツ カエレバを使う
- アソシエイト・セントラルから直接商品リンクを作る
- Amazon Link Builder(WordPressプラグイン)を使う
などで対応することはできます。
回数制限にも注意
API利用回数は過去30日の商品売上約5円で1回追加されます。
たとえば、過去30日で商品売上が1,000円あれば1日200回までAPIが利用できるということです。
Rinkerでは商品検索の他に24時間に一度、商品の情報を再取得するためAPIを利用します。
PA-APIを利用した商品情報の取得は商品ごとに行われるということです。
もし100商品を登録をしているとすると、検索回数+100が1日にRinkerから行われるAPI利用回数になります。
一応気にかけておく必要はありそうですね。